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雨樋って何?その基本からメンテナンスまで詳しく解説!

2024.05.16

雨樋って何?その基本からメンテナンスまで詳しく解説!

雨樋とは?その基本を理解しよう

雨樋の定義と役割

雨樋とは、雨水を効率よく集めて排水させるための建材で、主に屋根の軒先や建物の外周に取り付けられます。雨樋の重要な役割は、屋根から流れる雨水を集めて地面や排水管に導くことです。この役割を果たすことで、建物の外壁や基礎部分を水から守り、長持ちさせる効果があります。

「雨樋」と「とゆ」「とよ」の違い

「雨樋」と「とゆ」、「とよ」は同じものを指しており、読み方の違いに過ぎません。地域や用途によって異なる呼び名が使われることがありますが、すべて同じ機能を持つ建材です。例えば、デンカ株式会社が扱っている商品は「トヨ雨樋」と呼ばれており、このようにブランド名として使われることもあります。

雨樋の重要性

雨樋がないと、雨水が屋根全体から直接地面に流れ落ちることで、騒音や外壁の腐食、水たまりの発生などの問題が生じます。特に建物の基礎部分に水が溜まると、シロアリの発生や建物の劣化を引き起こすことがあります。したがって、雨樋の設置は建物を長持ちさせるために非常に重要です。また、雨樋の定期的なメンテナンスや適切な雨樋修理を行うことで、これらのデメリットを防ぐことができます。

雨樋の種類と部位名称

軒樋と竪樋とは?

雨樋は主に「軒樋(のきどい)」と「竪樋(たてどい)」の2つに分けられます。軒樋は屋根の軒先に取り付けられ、雨水を集める役割を果たします。軒樋に集められた雨水は竪樋に流れ込み、地面へと排水されます。竪樋は壁面に垂直に取り付けられるため、雨水を効率よく地表へ排水することができます。これにより、建物の基礎が雨水によって損なわれるのを防ぎます。

他の部位名称とその役割

雨樋の部位名称には他にも重要なものがあります。例えば、「たて樋(竪樋)」と「曲がり部(エルボ)」は、竪樋が軒樋から地面までの道筋を取る際に必要な部品です。また、「受け金具」は軒樋や竪樋を固定するために使用され、風や揺れによって位置がずれるのを防ぐ役割を果たします。これらの部位が一体となって、効果的に雨水を排水するシステムを構築しているのです。

素材による雨樋の種類

雨樋の素材にはさまざまな種類があります。最も一般的な素材はプラスチック(塩ビ)です。塩ビ製の雨樋は軽量で耐久性があり、比較的安価で施工もしやすいというメリットがあります。しかし、寒冷地では凍結のリスクがあるというデメリットも持ちます。一方、アルミ製やステンレス製の雨樋は耐久性と耐候性に優れており、錆びにくいため長寿命です。しかし、コストが高くなることがデメリットとして挙げられます。最近では環境に優しい素材として、再生プラスチック製の雨樋も登場しています。

雨樋のメンテナンス方法

日常の点検方法

雨樋の日常の点検は、雨水の排水機能を保つために非常に重要です。定期的にゴミや落ち葉が詰まっていないか確認しましょう。特に秋や台風の後など、降り積もった葉や泥が原因で詰まりが発生することがあります。また、雨樋自体の歪みや破損、金具の外れもチェックポイントです。これらの点検をすることで、雨樋のメリットを最大限に引き出し、雨水の排出がスムーズに行われるようにします。

修理・交換のタイミングと費用

雨樋の修理や交換が必要になるタイミングにはいくつかの兆候があります。まず、ゴミで詰まりが生じている場合はすぐに清掃を行うことが大切です。次に、雨樋が歪んでいたり、破損している場合も早急に修理を検討しましょう。また、金具が外れている場合も同様です。修理や交換の費用は、雨樋の素材や損傷の程度により異なります。一般的に、簡単な修理は数万円から、部分的な交換は数万円程度~を目安としてください。

プロに頼むべき場合

雨樋の修理やメンテナンスを自分で行うことも可能ですが、いくつかの場合ではプロに依頼することを検討すべきです。例えば、高所での作業が必要な場合、専門的な知識や工具が必要な修理、または大規模な交換作業などです。これらの場合、安全性を確保し、正確な作業を行うためにも、信頼できる業者に依頼するのが最適です。プロに頼むことで、長期的な視点で雨樋の健康を維持することが可能になります。

まとめ

雨樋とは、雨水を効率よく排水するための重要な建材であり、その設置によって建物への水害を防ぐ役割を果たします。適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたってその機能を維持することができます。具体的には、軒樋と竪樋の定期的な点検や清掃を行い、破損や詰まりが見つかった場合は早めに修理や交換を行うことが重要です。雨樋の修理や交換のタイミング、費用についても理解しておくと、迅速な対応が可能です。また、自己点検だけでなく、専門家に頼むことで、より確実なメンテナンスと修理が期待できます。建物の健康を維持するためには、雨樋の定期的なチェックと適切な対応が欠かせません。

仁瓦堂はリフォーム時には、最新の素材やデザインの雨樋を使用させていただきながら屋根と瓦のデザイン、より効果的かつ美観を損なわない解決策でご提案することができます。